本日公開のFate/stay night [Heaven’s Feel]観に行ってきました!
映画本編の感想を一言で表すと・・・
最高!でした!
これはヤバイ! 今までの映像化されたFateシリーズの中では明らかに最高傑作!
ufoの今までの集大成が2時間の映画に溢れている!
そんな傑作です!
Heaven’s Feelルートは私が一番好きなルートで、一番好きなヒロインが桜である私にとって、楽しみではあるものの、内容がちゃんと出来ているのか心配でもありました。
と言うよも、UBWもZeroも映像は凄かったのですが、イマイチ楽しめなかったんですね。
Fateの映像化作品は自分はそこまで楽しめないのかなーと思っていたのですが、今回のHeaven’s Feel第1部は今までの中で最高に楽しんで観ることができました。
ufoの拘り、製作の力の入り具合。素晴らしいストーリー。 そして何よりゲームではあまり表現されていなかった桜の心境や気持ちなど。
アニメの中で補完し深く掘り下げ、今まで殆ど登場する事の無かった桜が、Fateシリーズで最も魅力あるヒロインへと昇華しています。
桜好きは勿論、Fateシリーズが好きな人、本編は見た事ないけど、派生のfate/goやその他などを見た、やった事のある人にもオススメです!
ただ、序盤の説明がごっそりと抜けております。できればステイナイトと、UBWを補完してから観ることを強くオススメしますが。
さて、以下からは本編について少し書きます。
多少のネタバレになりますので、これから映画に観に行くつもりの人などは観るのをご遠慮して頂いた方が良いかと思います。
HF2は更にやばかった・・・HF2の感想はこちら
映画の感想
冒頭 桜との出会い
桜の初登場シーンでイキナリ泣きかけました。
まだ中学生だった桜が、臓硯に言われ監視で士郎の元に訪れる訳ですが、その時の桜の死んだような表情を見て、桜の今までの境遇に泣けてきました。
映画の序盤は士郎と桜の日常が描かれています。
桜と士郎が出会うところから、聖杯戦争が始まる所まで続きます。
その中で徐々に桜の心が開かれて行く描写が丁寧で、序盤から涙してしまいました。
このあたりの描写は原作には無かった描写なんですよね。
今回のアニメでは、桜と士郎の出会いからしっかりと作る事で、桜をより深く知る事が出来ます。
ここは監督の拘りだったようで、苦労したと仰っていましたが良く作ってくれたと監督には言いたいです。
そんな二人の日常からいつものアーチャーとランサーのバトル! しかもそれをOPに持ってくるセンス! 素晴らしかったです!
その分説明がぶっ飛んでいますので、初見で何もFateの事を知らない人には訳がわからないかと思います。やはりFateシリーズはどれか1つは観ておいたほうが良いですね。
登場人物たちの心理描写
ヘブンズフィールは今までの2作と大きく内容が違っています。
2作では登場しなかったサーバントが居たり、早々にサーバント達が脱落して行くのもヘブンズフィールが他2作と大きく違う点です。
今回の映画で感じたのは、今まで以上に登場人物たちの感情に迫って描かれていること。
シンジの内面、桜の内面、セイバーの内面、士郎の内面。
それぞれの登場人物たちには、それぞれの気持ちが有り、それが物語に影響を与えている。
そういった複雑に絡まった感情の先に有ったのが、今回のヘブンズフィールの世界になる訳です。
そして登場人物達の中で最も深く内面を描かれているのが、今までのstay night UBWでは描かれていなかった、聖杯戦争のもう一つの裏の顔。
ヘブンズフィール編で主役である間桐桜の内面です。
桜の内面が一番描かれていたのが、土蔵での士郎と桜の会話でしょう。
桜が土蔵で士郎に養子についての話をします。
士郎は切嗣との思い出を語る訳ですが、桜はその話を聞いて、妬みの感情を強くさせていきます。
一章である今回の映画は、この土蔵のシーンが一番の見所では無いでしょうか?
桜の心に秘めた、士郎に惹かれる想いと同時に、養子となって辛い目に合うでもなく、平凡に過ごしている士郎へよ妬み。その他複雑な桜の心境が土蔵のシーンに込められている気がします。
ですが士郎も既に壊れてしまった、真っ当とは言えない人間ですけれどもね。
あと、月の演出も良かったです。
映画内で何度か月が映るのですが、初めは画面右上から、雲が月に掛からないように流れています。ですが桜の内面を反映するかのように徐々に曇っていき、土蔵の話の後になって、雲は画面左下から右上へと逆方向へと流れて行くのです。
そして最後は雲に覆われ月は見えなくなってしまいます。
桜の内面、若しくは話の流れを暗喩しての演出だと思いますが、こういった演出がとても素敵で良いです。
同じく月に関する話なのですが、映像を観ていて土蔵の中が随分と暗いなと思っていました。その後パンフレットを読んでみると、監督である須藤さんのコメントが書かれていました。
どうやら土蔵が暗かったのは月が出ていなかった為だそうです。
月が出ていない理由。それは『世界が二人を祝福していない』という意味が有るそうです。
バトルについて
さて、バトル関連も少し。
Fate/Zeroや、UBWを観てきた人は分かっていらっしゃると思いますが、今回も戦闘が素晴らしい!
いえ、素晴らしいなんてものじゃない! 戦闘に関しても今までのFateシリーズの中では確実に最高傑作!
良くあるクルクル回って派手に演出しようとして逆に観にくい! なんて陳腐なバトルじゃ有りません!
各々のサーバントが、得意とする戦闘で全力でぶつかり合う、戦闘一つ一つに技の読みや策略が有り、これまでの力と力がぶつかり合うだけの戦闘じゃない。
英霊としての知識、知恵、技術、力、英霊たる己の総力をふんだんに使った本当の戦いを見ることができました。
正直どのバトルも最高だったのですが、やはりランサーとアサシンの高速道路の戦闘は素晴らしかった!
つかアサシン強えな!
アサシンを上手く使いこなす臓硯が凄いのか?
とにかく、息つく暇もないバトルは今まで以上に最高の出来となっています。
さて、1章では、最後セイバーが取り込まれ、士郎がピンチの中ライダーが登場し、士郎を助けるのですが。
ライダーが登場した瞬間の盛り上がりが素晴らしい!
ライダーなのに鳥肌が立ちました! 姉さんカッケェっす!
今後ライダーとは長い付き合いになる訳ですが、しっかりとライダーの見せ場を作ってくれたUFOさんありがとうございます!
最後に
最後に、桜好きとしては今回のヘブンズフィールでは桜が沢山観てれ大満足です。
また原作以上に桜を深く掘り下げて下さり本当にありがとうございます!
マジ桜が可愛すぎてヤバイ! 雪の中ずーっと待ち続けてる桜がけなげヤバイ!
寝てる桜が可愛くてヤバイ! うなされる桜もヤバイ! 嫉妬してる桜が病んでてヤバイ!
とにかく桜がいろんな意味でヤバイ!
桜好きとして最高でした!
UFOの皆さん! 本当の本当にありがとうございます!
さて、私ですが多分後数回は観に行きそうな気がします。
正直1回目は作品に飲まれてた感があるので、2回目はしっかりと観てこようと思います!
まだ観ていない人は観に行くことを強くオススメします!
ただし、stay nightかUBWは観たほうが絶対良いので(できれば両方)観てから映画館に行くのをオススメします。
てかUFOさん stay nightも、もう一回アニメ作ってくれませんか・・・?
最高傑作あっさり更新しちゃいました。
HF2マジでやばい・・・。
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