ハリーポッターの続編として作られ、2016年11月に全世界で上映された
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」ですが、
続編として「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が
いよいよ11月23日に日本で上映されます。
上映を楽しみにしている方も多いのでは無いでしょうか?
ですが、Part2が出るまでに2年も間が空いてしまっています。
すでにPart1を忘れてしまった人もいるのではないでしょうか?
ということで!Part2を観る前に! 今一度Part1のおさらいをしてみようと思います!
ファンタスティック・ビーストとは?
ファンタスティック・ビーストはハリーポッターの作者であるJ・Kローリングさんが脚本の、ハリーポッターシリーズに繋がる過去を舞台とした物語です。
「ハリーポッターと賢者の石」から70年前、のちにホグワーツの指定教科書となる『幻の動物とその生息地』その著者であるニュート・スキャマンダーが主人公の物語で、彼が保護・飼育している魔法生物たちと、その時代に起きた魔法世界の動乱が描かれます。
Part1おさらい!
「ファンツティック・ビーストと魔法使いの旅」は、全5Partの一番最初なだけあって闇の魔法使いの存在がほとんど出ることがありませんでした。
不思議な生態をしている魔法動物たちや、新しく出てきた設定・用語などをまずは知ってもらう段階なので、しっかり覚えておかないとPart2で困惑することになるかもしれません。
ですので、Part1の話を簡単におさらいしていきましょう!
あらすじ
密漁された魔法動物を故郷に返すためにアメリカにやってきたニュートだったが、パン屋の開業を考え銀行を訪れていたジェイコブと出会った時に、魔法動物が入ったカバンをジェイコブのものと入れ違えてしまう。
ニュートはノーマジ(マグル)に魔法を使ったところを見られた罪で、闇祓いであったティナに捕まってしまう。
ジェイコブが家に帰ってカバンを開けると、中に入っていた魔法動物たちが一斉に逃亡。街はパニックに襲われる。
ニュートとティナはジェイコブの家で倒れていたジェイコブを介抱し、魔法動物たちを探すこととなる。
それと同じくをして、魔法使いの追放を訴えていた団体「新セーレム慈善協会」のトップであるメアリーに、日々虐待を受けていた青年クリーデンスは、魔法保安局長官パーシバル・グレイブスと接触し、とある人物を探し出すよう指示されていた。
ニュート達が魔法動物を探している最中、ノーマジが殺されてしまう事件が起こる。
これによって犯人の疑いをかけられたニュートとティナは、全ての魔法動物の回収を急ぎ疑惑を撤回させようとする。
一方クリーデンスはメアリーの虐待に耐えきれなくなり・・・。
キャラクター編
主人公
ニュート・スキャマンダー(ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー)
元ホグワーツのハッフルパフ寮生で、問題ごとを起こして退学。その時ダンブルドアに助けられ恩を感じている。
その後魔法省に入り、暇をしていたところ、出版社に魔法生物についての本を出さないかと言われ、了承。1年間かけて世界中を巡り、のちにベストセラーとなり教科書にもなる「幻の動物とその生息地」を執筆する。
Part1の時は、1年間の旅を終え、旅の途中で出会った密漁された魔法動物を元いた場所に戻すためにアメリカにやってくる。
ヒロイン
ティナ(ポーペンティナ)・ゴールドスタイン
闇祓いだったが、とある失敗から降格させられる。
ニュートを捕まえるが、邪魔者扱いされ、最後には冤罪で殺されそうにまでなる。
ニュートのことを最初は変わった変人だと思っていたが、次第に惹かれていく。
缶詰工場員⇨パン屋
ジェイコブ・コワルスキー
ノーマジでただの一般人。缶詰工場で働いているが、しんどいのでパン屋になろうと思っていたが、銀行でお金を借りようとするも、断られる。
ニュートとカバンを取り違えたことで今回の騒動に巻き込まれる。
小太りで愛嬌があり、心優しい人物。魔法動物を最初は驚いていたものの、慣れると徐々に魔法動物たちを可愛がるようになる。
ヒロインの妹
クイニー
人の心を読める力を持つ。扇情的な格好を普段からしている。
ノーマジであるジェイコブと出会い、ジェイコブに興味を持つ。
悪役
ゲラート・グリンデルバルド
闇の魔法使いで、後世ではヴォルデモートが現れるまでは最強の闇の魔法使いと呼ばれていた。ハリーポッターシリーズでも青年期、老人期で登場している。
ファンタスティック・ビーストシリーズでは、グリンデルバルドとの戦いが描かれる。
Part1では、魔法保安局長官パーシバル・グレイブスと入れ替わり潜入。
魔法世界を支配するための力を探していた。
Part1の最後にはニュートによって捕らえられ、捕まってしまう。
キーパーソン
クリーデンス
新セーレム慈善協会のリーダーの養子となっていた青年。
魔法・魔法使いの排斥運動をしていた「新セーレム慈善協会」のリーダーが義母。
常日頃から義母から虐待を受けていた。
魔法動物編
ニフラー
モグラをモチーフにした動物。
金目のものに目がなく、カバンから抜け出しては金目の物を漁っている。ジェイコブと出会えたのはこいつのおかげ
ボウトラックル
ニュートと常に一緒にいる可愛いやつ名前は「ピケット」
ニュートが取引として「ピケット」を売り渡そうとしたときは、後々グレてニュートに怒ってみせるなど、可愛いシーンが印象的でした。
本来は木の守り人で、自分の住む木を守っています。
サンダーバード
サンダーバードはインディアンに伝わる神鳥で、姿は大きな鷲です。
ファンタスティック・ビーストに出てくるサンダーバードもこの神話がモデルと思われます。
雷の精霊で、自在に雷を落とすことができ、獲物も雷で落とすとか。
ファンタスティック・ビーストでは最後に雨を呼び、ニュートから受け取った記憶を消す薬を雨に混ぜるという大役を行いました。
Part1はここを知っていれば大丈夫!
Part1で大切なのは悪役の存在であるゲラート・グリンデルバルドと、Part2でも登場するクリーデンスの存在です。
ゲラート・グリンデルバルドの目的
ゲラート・グリンデルバルドの目的は
『ノーマジからコソコソ隠れるような生活はやめて、魔法使いはもっと表に出ようぜ!魔法使いが世界を支配すべきだ!』
といったもの。ハリーポッターでも同様の意見を言う存在が多く居ましたが、グリンデルバルドも同じ理想を描いていたわけですね。
その理想実現の一つとして、オブキュラスの力を欲していたグリンデルバルドは、アメリカの魔法議会議長の右腕であった、パーシバル・グレイブスと入れ替わり、オブキュリアルを探していたのです。
グリンデルバルドは、魔法使いが世界を支配する構造の世界にしたかった!
クリーデンスの正体とその後
クリーデンスの両親は実は魔法使いで、クリーデンスは魔法使いの家系であるものの、魔法が使えない(スクイブ)でした。
ですが本当は魔法の力を持っていたクリーデンスは、義母の虐待などから精神的な抑圧を受け、魔法の力が歪んでいき、最後には闇の力であるオブキュラスを宿してしまいます。
オブキュラスを宿した人間のことをオブキュリアルと言います。
オブキュリアルとなったクリーデンスでしたが、本来10歳までに死ぬ存在であるオブキュリアルの中でも、10歳以上であった彼はかなりの長生きです。
クリーデンスは闇の力を抑え付けられるかなり強力な力を持っており、また長生きした分だけ、闇の魔法の力も相応に強力です。
Part1では最後闇の力を暴走させ、街を混乱に陥れます。
Part1の最後にクリーデンスは戦いの場所であった地下鉄から逃げ出すことに成功し、闇祓いから逃げることに成功しています。
Part1で逃げることに成功したクリーデンスが、今後どのように関わってくるのかが注目です!
Part2の注目点!
Part2では舞台がアメリカからパリに。
また、Part1では名前だけだったダンブルドアや、ハリーポッターシリーズでは特に印象的だったヴォルデモートの可愛い相棒「ナギニ」が登場したり、「ハリーポッターと賢者の石」で名前だけ登場した、賢者の石を制作した、ニコラス・フラメルが出てきたりと、
ハリーポッターファンにとっても、とても気になる内容だと思います。
また、Part2のタイトルが
「ファンタスティック・ビースト2と黒い魔法使いの誕生」とあるように、本格的にグリンデルバルドの暗躍が始まりそうです。
ダンブルドアとグリンデルバルドとの関係や、ナギニの登場、ニコラス・フラメルの登場がこの後の物語にどう関わっていくのか、そして主人公がは何をしていくのか!?が注目です。
ファンタスティック・ビースト2を観る前に!まとめ
ファンタスティック・ビーストはまだPart1の段階で、核心に入るのはまだまだこれからです。
ですがPart1は物語の全ての始まりな分、特に大切なお話と言えるでしょう。
ファンタスティック・ビーストは
UNEXT
アマゾンプライムビデオ
で見ることができます。
Part2を映画館で観にいく前に、一度復習がてら観てみてはいかがでしょうか?
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