まとめ

【ボヘミアン・ラプソディを見た人にオススメ】クイーンの曲が使われた映画4選!

昨今のエンターテインメント映画では70年代、80年代のポップミュージックを劇中に引用した映画が増えましたね。

きっかけとなった傑作2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はスペースオペラという設定ながら音楽の引用が物語を引き立て、盛り上げました。この2018年だと「デッドプール2」などもありましたね。

この記事ではクイーンの楽曲が豊富に流れる映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットを祝して、クイーンの楽曲が使われた映画厳選5作品紹介していきます。

注1:「ボヘミアン・ラプソディ」本編で流れる使用楽曲についてネタバレがあります、まだ見てない人はこの感想レビューを見てから今すぐ劇場へ!
注2:クイーンの曲の性質に触れた考察記事とあわせて読むとオススメ!

ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody

スーサイド・スクワッド

刑務所に収監されていたDCコミックの人気悪役(ヴィラン)たちを一同に集め、刑期と引き換えに命がけの困難なミッションに駆り出される。スーパーマンやバットマンの宿敵たちが多数出演!

ボヘミアン・ラプソディを使った映画といえばこれ。世間のつまはじき者たちが主人公というあたり、曲のテーマとも合致していた・・・のですが。

予告編の「ボヘミアン・ラプソディ」にのせたポップでテンポの良い編集とは裏腹に、やたらと回想が挟まれてお話が進行しない。メインの悪役チームが期待してたより「めっちゃイイ奴しかいない」など、いろいろチグハグな印象。

本編中に流れる「ボヘミアン・ラプソディ」の使い方も映画のラスト中のラストで、「曲を掛ける場所が無かったから事務的に流した」感はあるのですが、どういう使われ方なのかはぜひご自分の目で確かめてください。

 

 

ブライトン・ロック(Brighton Rock

ベイビー・ドライバー

幼い頃に交通事故で耳鳴りがやまない後遺症を負い、同時に両親をなくした主人公ベイビー。強盗の逃がし屋として犯罪に手を染めながら生計をたてていたが、闇社会から抜け出すために必死に苦闘するクライム&カーアクション映画。

劇中では耳鳴りを消すために、常にiPodで音楽を聞いているベイビー。多数の引用楽曲の中に、クイーンの「ブライトン・ロック」が含まれています。

「ボヘミアン・ラプソディ」が6分以上の大作というのは話題に登りやすいですが、「ブライトン・ロック」も5分以上あるなかなかの大物。ブライアン・メイのとても長く魂のこもったギターソロ、フレディの高音から低音へのスムースな移行が醸す妖しい雰囲気など、この曲の魅力をしっかりと押さえた引用がベイビー・ドライバーでは堪能できます。

劇中のどこで使われるか・・・は言えないネタバレ箇所になるので、ぜひご自分でお確かめください。「ブライトン・ロック」が流れる頃にはテンションがMAXになっているはず!

2018年以降は爆音上映などで名前を並べる機会が多いであろう「ボヘミアン・ラプソディ」と「ベイビー・ドライバー」。クイーンが好きなら両方のチケットを押さえると美味しいですよ!

ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)

ハードコア

記憶をなくし、機械の体に改造された状態で目覚めた主人公ヘンリー。そこに自身や研究者である妻を狙う武装集団が突如として襲撃。己のなくした記憶と捕まった妻を追い求めて過激なアクションで戦う様を描く。

全編が主人公ヘンリーの主観視点、かつヘンリーが喋れないという設定。そのためゲームのような没入感のある、非常に変わった映画としても知られています。

予告編、本編ともに使われている「Don’t stop me now」ですが、この生き急いでる感じが最高!ひたすら前へ突き進むこの映画にもピッタリの選曲です。

本編では終盤の戦闘シーンで流れるのですが、もう笑っちゃうくらいに過激な描写オンパレードで次々と敵をバッタバッタとなぎ倒す。曲と相まって盛り上がること間違いなしです!

ただし血が苦手な人は失神するレベルで喜々とした残虐描写が続く映画ですので、ご注意を。

また主観視点だけで構成された映画のため基本的にノーカットに見えるような編集がなされています。「Don’t stop me now」は映画「ハードコア」の特徴を説明もしているわけですね。

 

アンダー・プレッシャー(Under Pressure

アトミック・ブロンド

冷戦下のイギリス諜報部の女性スパイ、ロレーン・ブロートン。何者かによって紛失した極秘情報のリストと、その紛失に関わったとされる二重スパイ「サッチェル」を見つけ出すため、東西のスパイがしのぎを削るベルリンへと赴く。

監督が上述した「デッドプール2」で、劇中への楽曲引用の手腕には定評があるお方。主演のシャーリーズ・セロンが体を張った格闘アクションを見せてくれる硬派なスパイ映画です。

予告編では「キラー・クイーン(Killer Queen)」が使われていますが、本編では使われず。代わりにデヴィッド・ボウイはじめとした80年代曲がふんだんで、物語を彩どります。

本編中で使われるのは「アンダー・プレッシャー」。使われる場面は・・・ああ、絶対に言えない!

でも一つだけ言うと、映画「ボヘミアン・ラプソディ」と「アトミック・ブロンド」の引用テーマの共通点は「家(=Home)へ帰る」。

陰惨な抑圧下状態を抜け出して、あるべき場所へ戻る。そんな時に流れるのが「アンダー・プレッシャー」という似た使い方がされているという点で、「ボヘミアン・ラプソディ」をご覧になった方にはぜひ見てほしい映画です。

(余談ですが「アンダープレッシャー」はデヴィッド・ボウイとクイーンの合作。そしてデヴィッド・ボウイはライヴ・エイドでクイーンの次の出番を務めました。あのパフォーマンスの次というプレッシャーを想像するだけでも・・・)

 

まとめ+「最強のクイーン映画」はこれ!

クイーンの楽曲が流れる映画を4作品ご紹介しました。どれも見やすい映画なので、クイーンにドハマリした方は一度チェックしてみてください!

そして4選と言っておいてなんなのですが・・・・

クイーンの引用に限って言えば現状は「ボヘミアン・ラプソディ」が最強なので、劇場で何度も見ましょう!いやライブに参加しましょう!


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ABOUT ME
のっち
ムービニアンズの丸い方。 趣味はゲーム・・・だったけど今はもっぱら映画鑑賞。 洋画を中心に、アニメ、ドラマをよく見る。 最近はインド映画も修行中! 今までに見た映画はこちら