BSテレ東系で放送中の、漫画原作の実写ドラマ【新米姉妹のふたりごはん】が思った以上に原作の雰囲気が出ていて面白かったので、ちょっとばかし紹介したいと思います。
新米姉妹のふたりごはんって?
「新米姉妹のふたりごはん」は「柊 ゆたか」さん原作の漫画になります。
あらすじ
両親の再婚によって、突然見知らぬ同年代の女の子たち二人が姉妹になってしまう。
しかも両親は二人の姉妹を置いて海外に仕事に!
性格も全く違う姉妹二人は、二人だけで一緒に暮らすことになってしまう。
といったあらすじになっています。
よくある設定ですが、どうして両親はいつも居ないのかっ!
登場人物が少女二人ということもあって、お気づきかもしれませんが、かるーい百合的要素もある・・?のかな? まあかわいい女の子二人が仲良くしている描写程度があります。
それプラス料理!
孤独のグルメや、深夜食堂、ダンジョン飯、異世界食堂、など最近数年前からグルメドラマや漫画が流行っています。
まさに最近の流行りを2つ取り込んだような漫画です。
漫画の見どころ
さて、先述したように、この漫画は突如として一緒に住むことになった性格も全く違う新米姉妹ですが、この漫画の見どころは
姉妹が料理を通じて徐々に心を通わせ仲良くなっていく。
というものです。
仲良くなった二人ののほほんとした暮らしを楽しむのも魅力の一つです。
あと料理マンガですので料理の作り方や表現でしょうか。
正直ちゃんとしたグルメ漫画ほどしっかりと描写されているわけではありません。
ですが、二人が共同して料理を作ったり、美味しそうに作った料理を食べているのを見ると無性に食べたくなります!
実写ドラマの魅力と内容は?
さて、これまで漫画の内容や良さを紹介してきましたが、では実写ドラマは実際にはどうなのか?を紹介していきたいと思います。
実写ドラマは、全12話で今現在9話まで放送されています。
1話24分程度と短くて見やすく、また原作漫画を再現しつつも、漫画では足りなかった描写が実写化することでしっかりと説明を付け足しているので、とても分かりやすく感じます。
特に料理を作る場面では、漫画ではサラリと流していた部分を、実写ドラマでは実際の料理の工程通りにちゃんと作る必要があります。
漫画は絵なので、実際の料理の描写に限界があります。
そこがドラマになると実際の料理を行う必要があるため、
料理のリアルさや見た目から感じるインパクトはドラマながらの良さがあります。
料理に関しては漫画よりもドラマのほうが遥かに完成度が高いと言っていいと思います。
二人の配役については?
さて、肝心の姉妹についてです。
二人の姉妹は姉のサチ役(左)を「山田杏奈」さん
妹のあやり役(右)を「大友花恋」さん
のお二人が演じていらっしゃいます。
サチの可愛らしさ、あやりのクールさがよく出ている素晴らしい配役だと思います。
役柄ではサチのが姉ですが、実際のお二人だと、大友花恋さんが20歳、山田杏奈さんが18歳と逆です。
二人の演技も、キャラクターに合った演技力で、サチのはつらつとした可愛らしさ、あやりのクールビュティさを余すことなく演技されていて、かなり原作漫画に近いクオリティとなっています。
演出が過剰?
ドラマの雰囲気や配役お二人はいいのですが、一部描写などが過剰に感じる部分がありました。
特に目についたのが、食事するときの咀嚼音。
実際になにか食べているときに、リアルさを出すために音を追加するのはわかるのですが、音が大きく咀嚼音が耳について、人によっては不快感を感じるかもしれません。
また、姉妹二人や、時々出てくる友人、などの距離感がとても近いです。
百合要素がもともと多少はあった漫画ですが、それを更に故意に強く演出していて、
やたらと二人の距離が近かったり、キャッキャウフフな演出が突如入ったりと、
そこまで百合百合しい描写はいらなかったなーと思ってしまいました。
新米姉妹のふたりごはん 総評
もともとの漫画を多少読んだこともあり、ドラマを観てみたのですが、思っていたよりも面白かったというのが本音です。
多少演出が過剰ではあるものの、「物語全体としては姉妹ふたりが料理を通じて仲良くなっていく」という、何も考えずに観れる内容。
また時間も24分なので、コンビニご飯を食べながら、画面の向こうで作られている料理を観て「美味そうだなー」思って食べていたら、食事が終わっているというコンパクトさが良いです。
ただし、食後無性に虚しくなります。
新米姉妹のふたりごはんを観るには?
新米姉妹のふたりごはんはテレ東系BSで放送されていますが、アマゾンプライムビデオからも視聴が可能です。
プライム会員であれば無料で見れますので、興味のある方はぜひ観てみてください!
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