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ネタバレ注意【天気の子は君の名はを超えたのか!?】天気の子を観た感想

新海誠監督最新作

「天気の子」が本日公開です。

ということで、新海誠監督ファンである私hanayaが早速観に行ってきました!

その感想でも書いてみようと思います。

ネタバレも含みますので注意してください。

天気の子

上映時間:114分 監督:新海誠 キャスト:醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、小栗旬など

 

あらすじ
離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。

引用元:https://eiga.com/movie/90444/

天気の子は君の名はを超えたのか

初っ端からですが、まずここから行きたいと思います。

「天気の子」は「君の名は。」を超えたのか?

君の名はを観たことのある人は誰もが思うことだと思うのですが、視聴直後の感想としては、「正直わからん」というのが正直な感想でした。

ですが、帰ってきてからしばらくたって、この記事を書いている間に一通り整理して思ったのは、

やはり「君の名は。」の方が全体の出来は高かったのではないか。ということでした。

天気の子はシナリオが全体的にまろやかになり、大人から子供まで誰でも楽しめる内容です。

それは決して悪くはないのですが、今まであった新海誠監督の尖った部分までが丸くなってしまっていました。

新海誠らしさ。というものが薄れ、大衆向けの映画監督になってしまった。というのが天気の子を観た感想でした。

また、後で書きますが、「君の名は。」は観ている間に登場人物に共感し、シナリオに引き込まれていく深さがありました。

ですが天気の子はそれがない。

設定も、キャラもあやふやで、視聴者が感情移入しずらい。そういった点もあり、

天気の子」は「君のは。」には一歩及ばなかった。

そう感じています。

最高の映像美と水のこだわり

映画『天気の子』公式サイト

新海誠監督といえば、その圧倒的な映像美が有名です。

今回もその映像美は健在で、特に今回は空の様相が素晴らしかった。

雨を降らす雲、うねるような雲、稲光、滝のような雨に、踊り出す雨粒、雲間から光指す天使のはしご。

そのどれもが美しかったですが、今回は特に水。水滴の映像に力が入っていたように思います。


雨が降ってきて地面にぶつかり弾ける映像はとても美しかったです。

状況、場面によって様々な水の描き方がされ、

主人公が流す涙も今までの新海監督が描いてきた描写とは違っていました。

特に主人公が泣くシーンの涙は、今にも溢れそうな大きな水滴で描かれていました。

似た描写で言えばジブリでしょうか。

今までの新海監督の描き方とは明らかに違った表現だったので、驚きでした。

前評判と違い声優は全然問題なし

前評判でさんざん言われていた本田翼さんですが、実際に映画で聞いてみると全然問題なし!

むしろ声とキャラクターでめちゃめちゃ可愛い人物になっていました!


ヒロインの陽菜は歴代新海監督作品のヒロインの中では一番可愛いかったですが、それと同等ぐらいには可愛いキャラクターに本田翼さん演じる夏美はなっていました。

多少舌足らずでも可愛ければいいんだよ!!!

その他小栗旬さんなども出ていますが、声優に問題は無いです。唯一平泉成さん演じる警官が微妙かなと言った具合。

まあ脇役なのでそこまで問題はありません。

主役二人は全く問題なし!

最後の選択について

物語の最後の展開で、帆高は1を取るか全を取るかの選択を迫られます。

その結果帆高は1を選んだわけですが、新海監督も公開前に最後の展開については「議論される内容になっています」とコメントされていました。

ですが私にとってみれば、こんなの1以外ありえないです。

映画やゲームといったストーリーに、ヒロインを見捨てるバカは必要ない。

これがもっとリアルに近い映画であれば、私も映画を観終わったあとに悩むかもしれませんが、こんなファンタジー映画に議論も何も無いでしょう。

ヒロインは全てを犠牲にしてでも救いなさい!

可愛いは正義!!

気になった点

最後に気になった点を書き殴ろうと思います。

冒頭で書いていた「天気の子」が「君の名は。」に私の中で勝てなかった理由です。

登場人物や世界観設定の説明がほとんどない。

「天気の子」は登場人物や設定の説明がほとんどありません。

天気の巫女という存在がよく分からないし。「空は別世界である」という説明も謎。

登場人物全てについての説明が足りておらず、彼らの表面上だけを映画にしたような内容でした。

視聴者が登場人物に共感出来るのは、登場人物達のことを深く知り、その境遇や思いに共感するからこそです。

「君の名は。」では世界観の設定がちゃんと劇中に描かれ、視聴者に違和感がなく伝えられていました。

確かなキャラクターの【深み】が劇中にありました。

「君の名は。」は、視聴者は映画を観ているうちに、ちゃんと登場人物たちの想いや気持ち、世界の設定などを理解し、三葉と瀧君の二人に共感していったのです。

共感出来たからこそ、最後の展開に涙する人も多かった。

ですが、視聴者がキャラクターに共感出来なければ、ただ画面の向こうで絵が動いているだけに過ぎません。

「天気の子」は、主人公の帆高が家出する場面がら映画が始まりますが、そもそもなぜ家出したのか、の説明がほとんどない。

また同じく冒頭シーンで、ヒロインの陽菜が病室で誰かの見舞いに来ている場面があります。

後々この病室にいた人が陽菜の母親だとわかるのですが、この母親は、陽菜と帆高が出会う頃にはすでに亡くなってしまっています。

視聴者からみて、この母親がどうして亡くなったのか、父親はどこなのか? 

全く説明がありません。

陽菜という人物を形成するにあたって、最も重要なファクターである両親の説明が全くないのです。

まだ15歳である陽菜が両親の影響を受けていないはずがありません。母親が亡くなって1年。弟と二人で暮らす陽菜にはそれ相応の悩みや辛さがあっても良いはず。

ですがそのような描写がほとんど無く、あるのはお金に困って風俗まがいの店に行きそうになる。という描写のみ。

陽菜という人物の、表面だけでない内面の描写が少なすぎて、薄っぺらく感じてしまい視聴者が共感出来ないのです。

陽菜が力を得た理由も、きっかけも、とても薄い。

巫女として力を得たのが、「ただ強く願って鳥居を通った」という理由では、あまりにも説明不足です。

「君の名は。」であれば、糸守1000年代々守り続けてきたという重みがありました。

ですが「天気の子」ではそれがなく、ただ突然天気の巫女という、よく分からない力を手にし、いずれは贄にされて消えてしまうという設定だけが説明されます。

天気の巫女の価値も、存在理由も、そもそも天気とは何なのかの説明も何もなし。

全てが薄っぺらい。

他の登場人物についても同様です。

人物の設定や説明がほとんど無いので、視聴者はよく分からないまま、何となくで映画を観るしかありません。

共感出来る部分が無いのです。

これが「天気の子」が「君の名は。」を超えられなかった最大の理由にして、唯一の問題だと思います。

「天気の子」は「君の名は。」を超えられたのか まとめ

何だかんだ言ってますが、観終わったあとはもう一回観たいと思える映画でした。

誰が観ても楽しめる、万人受けする映画と言っていいでしょう。

ただ、少し惜しいと思ってしまう内容でもあります。

あと少し、なにかあと少しでも空の上の世界のことや、陽菜の力の説明、主要人物たちの深掘りが出来ていればもっと化けた映画になったような気がしてなりません。

良かったけど、もう少し欲しかった。

そんな映画でした。

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hanaya
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ムービニアンズの四角い方。 コンピュータ系の専門学校を出るも、全く別の職業に付く。 趣味はゲームやアニメ・映画鑑賞。 せっかくなので趣味のブログを書いてみたいと思い、ブログを立ち上げることに

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